看護師になるためには看護師国家試験への合格が必須ですが、その前に看護師専門学校への入学試験に合格する必要があります。看護学校受験用の参考書や問題集で勉強してしっかり受験対策をしておけば合格できますが、それだけでは不安な方もいるかもしれません。
はたして看護師専門学校へ進学するのに塾や予備校は必要なのでしょうか。また利用するとしたら、どのような方に向いているのでしょうか。
今回は看護師を目指す人の自宅学習方法を中心に、塾や予備校についてもご紹介します。
看護学校の受験に塾・予備校は必ずしも必要ではない?
東京都内にある看護師専門学校の一般入試では、倍率が低いところでは1.4倍、高いところでは3.9倍とさまざまです。学校によって募集定員や受験者数が異なりますが、倍率はおおよそ2倍から3倍が一般的です。
看護師を目指そうと早い段階から受験準備をしておけば、必ず塾や予備校へ通わなくては合格できないというほどの競争率ではありません。過去問の問題集をコツコツとおさらいして出題傾向を押さえておけば、自宅学習でも合格圏内に入れるでしょう。
筆記試験対策は参考書や問題集を活用できますが、重要なのが看護師専門学校を選んだ志望動機です。学校に提出する書類に書くだけでなく、面接できかれます。志望動機や面接が不安な方は、塾や予備校を利用した対策が有効です。
看護・医療受験サクセス
<看護専門学校 合格体験談>
大阪府 H・Bさん
自宅学習でもトータルで対策できる、最適な問題集セットで合格!
予備校も検討していましたが、感染リスクを考えて自宅学習に決めました。自宅学習となると教材選びが大事になるので、色々と情報収集をしながら選んだのが、看護医療サクセスの要点解説講座と、学校別の予想問題集でした。
特に要点解説講座が良く、予備校のような勉強ができるのですが、頻出問題に絞ってあるので予備校より効率よく勉強ができたのではと思います。音声解説は1問5分なので繰り返し勉強に最適で、頭に入りやすかったです。
予想問題集は志望校専用のものだったので、出題傾向もおさえられましたし、プレゼントの願書ワークでは、志望動機だけでなく面接対策もできて、自宅学習でもトータルで対策できる、最適な問題集セットでした。
こんな方は塾・予備校に通うのがおすすめかも
看護師専門学校の受験対策にとって参考書や問題集での勉強は必須です。しっかり受験勉強をすれば塾や予備校へ通う必要はないかもしれません。ただし、塾や予備校へ通った方がよい方がいるのも事実でしょう。自宅学習だけでなく、塾や予備校の利用をおすすめしたいのは次のような方です。
何から手を付けたらいいかわからない方
受験勉強のやり方がわからないタイプですので、塾や予備校へ通って受験ノウハウを身につける必要があります。
勉強時間のスケジュールを守れない方
受験勉強は年間計画を立てた上で、日々のスケジュールを守ってコツコツと勉強することが大事です。自発的にスケジュールを守れない方は塾や予備校のスケジュールに従って勉強するのも1つのやり方です。
苦手な科目を克服したい方
誰にでも苦手な科目がありますが、苦手な科目を克服したい場合は塾や予備校が有効です。特に英語や数学は基礎を理解してないと、いくら勉強しても頭に入ってきません。塾や予備校へ通えば基礎から教えてくれます。
自宅で試験対策を進めたいなら問題集を活用しよう
塾や予備校へ通わずに、自宅学習だけで受験対策をしたいと思っている方も多いでしょう。自宅学習のポイントについてご紹介します。
毎日の勉強を習慣化する
気をつけたいのは、無理なスケジュールを組まないこと。過酷なスケジュールを立てると、途中でこなせなくなって挫折します。挫折すると勉強するのがイヤになるので、自分に合った計画を立てることが大事です。
過去問の問題集を活用する
入学試験には出題傾向というものがあります。いきなり新しい問題が出されることはほとんどありません。過去問の問題集を繰り返し解くことによって入試問題の傾向がわかり、自信がつきます。
志望校別に問題集を選ぶ
自分が受験する志望校の過去問をやってみるのはとても有効です。学校によって出題傾向があるので、志望校の過去問が載っている問題集を選んで勉強してください。
1人で試験対策を行いたいなら、問題集は必須です。問題集をしっかり勉強すれば塾や予備校へいかなくても合格への道は開けます。自分に合った問題集を見つけてください。
学力や不安な点を考慮して試験対策を進め、合格を勝ち取ろう
看護師専門学校の試験対策についてご紹介してきました。塾や予備校へ通った方がよい場合や、自宅学習のポイントなどもお伝えしました。どのような試験対策を選ぼうとも、重要なのは日々の努力と、合格するという強い意志です。
1人で勉強するのは大変ですが、毎日コツコツやることが大事です。その努力をサポートするのが参考書や問題集です。繰り返し問題集に取り組んでいると、いつしか自信が湧いてきます。看護師専門学校へ進学したい方は、自分に合った問題集を見つけて試験対策を行ってみてはいかがですか?
看護師を目指すルートをお悩み方は、当ブログの「看護師になる年数は学校の選び方で変わる!3つのルートはそれぞれ何年?」という記事に詳しく載っていますので、そちらも参照してください。