皆さんは、自分は勉強ができない、そう思ったことはありませんか?「ちゃんと勉強しているのに結果が出ない…」なんて人は、勉強の仕方そのものが間違っているのかもしれません。
受験勉強というと、まず多くの方は、本屋に行って沢山の参考書を眺めて、袋いっぱいに買って勉強を始めるかと思います。しかしどれだけ必要なものが揃ったとしても、それが「自分に合っていなければ」意味がありません。大事なのは「勉強の習慣を身につける」ことです。ここでは、勉強の習慣を身につける心強い味方を紹介します。
今は参考書も動画の時代!
受験勉強と言えば、参考書と鉛筆とノート、というイメージが頭に浮かびますが、近年では、スマホやパソコンで勉強をするスタイルが浸透しています。YouTubeをはじめとして、月額プランで授業を受けられるオンラインサービスや、社会人向けのコミュニティなど、様々なコンテンツが充実しており、使わないともったいないです。以下のメリットを参考に、看護学校の受験勉強のおともに、スマホを持つのを習慣化してみてはいかがでしょうか。
人が声で説明しているので内容が頭に入りやすい
参考書は1冊の中に知識が詰まっていて、目次を見ながら自分の気になっている項目を調べやすい利点があります。一方で、自分から知識をインプットしようとする意識を持たないと、情報が頭まで入らずに文字を目でなぞるだけ、という状態になりかねないデメリットがあります。また、読んでみたものの「内容が難しくて参考にならない!」といったことも。
動画では、参考書と違い人が説明するので、視覚だけでなく聴覚からも知識が入ってきます。これにより記憶の定着が早くなります。また、動画を作成する人は無数にいて、その数だけ解説のバリエーションも豊富です。「難しい問題を誰でも分かるように噛み砕いた説明」や「実際のシチュエーションに当てはめたり、図に表しながらの説明」など、あなたの感覚に合った解説動画が見つかります。
求める解説に1分でたどり着ける
参考書の場合、目次や索引が載っているため自分で調べることができますが、勉強したい内容が載っている参考書はまちまちで、複数購入しなければならなかったり、欲しい情報がどの参考書に入っているか探す手間があります。
動画の場合は、動画サイトにて調べたい内容をキーワードで検索してしまえば、関連した動画がズラっと並びピンポイントで求めていた解説にたどり着けます。また、いくつかの解説動画を見比べて、分かりやすい動画があったらお気に入り登録することができ、あなただけの解説動画プレイリストが作られていきます。
スマホ1台でどこでも勉強できる
看護学校の受験勉強をする際、家での勉強は集中できないから図書館など別な場所で勉強するという方も多いのではないでしょうか。ところがこの時、「参考書が重たくて毎回の持ち運びがしんどい」「参考書を複数使うと、机がごちゃごちゃしてやる気が無くなってくる…」といった状況に陥ってしまうことも。解説動画での勉強に切り替えれば、スマホ1台ですべての知識をラクラク持ち運びできます。
最短合格のためには情報収集が必須
沢山ある看護学校の中から志望校を決める際は、まず学校のレベルや倍率などについて下調べする必要があります。ですがその中で、「倍率が低い学校は人気がない」「人気のある学校は試験が難しい」と表面的に捉えていることはありませんか。
実はそれだけではないパターンも多いのです。例えば、評判がいいうえに倍率も低いという学校も存在します。他にも、これまで倍率の高さが続いていた学校は、受験生がみんな躊躇することで、今年は倍率が低くなる、という可能性もあります。
様々な方面から情報を仕入れて、戦略を立ててから志望する看護学校に合った勉強に移りましょう。
【看護学校受験対策の詳細はこちら】
自分に合った参考書を選ぶポイントを紹介しており、独学で受験対策をされる方はもちろん、勉強が苦手な方にとっても有益な記事です。
こだわりを捨てて、ながら勉強を
勉強する時、つい参考書を何冊も買って全て暗記しようとしたり、対策ノートを綺麗に取ることにこだわったり…こんな経験はないでしょうか。受験勉強はあくまで看護学校に受かることが目的です。「ノートを取る」というのは受験勉強の手段であり、目的ではありません。そのため、「何のためにノートを取るのか」「そもそもノートを取る必要があるのか」を一度考えてみましょう。
ここでは、ノートを取らずに「ながら勉強」できる方法を2つ紹介します。
スマホ・音声プレーヤーは「ながら勉強」の最強の武器
「社会人で日中仕事をしながらだと、ヘトヘトになってなかなか勉強する時間が確保できない」というお声をよく聞きます。筆者の場合は、「車や電車に乗っている間勉強したいけど、参考書を眺めてると車酔いするから…」といった経験がありました。特に何もせず、時間だけ過ぎることにもどかしさを感じていたのが懐かしいです。
先ほどスマホは1台でどこでも勉強できるとお伝えしましたが、スマホや音声プレーヤーは、ながら勉強に最適の教材です。解説動画をイヤホンで流し聞きするだけでも、知識の入り方は全然違います。
看護・医療受験サクセスでは、MP3プレーヤーで講師が頻出問題の解法テクニックを解説している「要点解説講座」を販売しています。スマホより更に軽量なプレーヤーで、通学・通勤中や就寝前など、スキマ時間に気軽に聴きながら合格に向けての勉強ができます。ぜひご活用ください。
「壁」をノートに活用しよう
皆さんの家の壁はどうなっていますか。絵画を飾られてる方、家族が作った作品や写真を貼っている方、何も飾らずまっさらな解放感を楽しまれる方、様々かと思います。
受験生はぜひ、この壁を活用して頂きたいです。というのも、筆者の家では、母親が名言好きで、偉人の有名な言葉や国語で習うことわざ慣用句などを紙に書いては、家中の壁に貼っていたものでした。特にトイレの壁に貼られていたことわざは、トイレするたびに目に入ってくるため、無意識のうちに覚えているものがありました。
ベッドの上の天井で試して、合格した東大生もいます。普段視点が向きやすい壁に、看護学校の試験に必要な知識を詰め込んでみてはいかがでしょうか。
「苦手」は視点を変えて克服できる!
看護学校の受験は長期戦で対策を練る方、短期戦で攻める方、勉強期間は様々です。どちらにしても勉強が苦手な事に変わりはない…としゃがんでしまう前に、紹介した方法を試して自分に合った勉強の習慣を作り上げてみてください。
自分に合った勉強方法や教材を見つけ、志望校合格に向けて突き進みましょう。